香川大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科

新型コロナウイルス感染対策vol.5 家族間の対策

2020年4月20日

香川県でも連日感染者が増加し、26人までになりました。外出を自粛し、自宅で過ごされている方が多いと思いますが、知らないうちに家族の誰かが感染し、家族間で拡がってしまうこともあり得ます。

家族間の感染予防、自宅待機する際の基本

症状のある人は家庭内の個室に隔離。発症した日を0日目として、7日目までは部屋から出ない。症状がなくても、家族間で知らないうちに感染してしまうリスクはあります。普段から下記の対応を出来るだけ心がけましょう。

  • その日の発熱、体調を調べる
  • 他の人や動物から離れて過ごす…できるだけ特定の部屋で、未感染の家族と離れて生活する。看病が必要な場合は、なるべく特定の一人が看病にあたるようにする。できればトイレも別にした方がいい。
  • 個人の生活用品を感染者と共有しない…皿、グラス、コップ、調理器具、タオル、寝具など。ただし、通常の洗浄・洗濯をすれば、食器やタオルを他の家族が再利用することは可能。
  • 部屋を出るときはマスクを着用する。咳やくしゃみは口を覆う。
  • 部屋の外では、できるだけ余計なものを触らないようにする。触る必要があるときは、事前にアルコール(石鹸手洗いでも可)で手指衛生をして、その後は自分の身体(衣類を含む)を触らないように心がける。
  • トイレやシャワーを使用する時には、ドアノブや蛇口など触った場所よく覚えておき、アルコール(台所洗剤を100~200倍に薄めた水でも可 キッチンハイターを500ccのペットボトルにキャップ1杯など)を染みこませたペーパータオルで拭く。なお、歩いた場所の床を拭く必要はない。
  • 共有スペースは風通しを確保する。天候が良い時は窓を開ける。
  • ペットの世話は同居者がする。

参考https://mainichi.jp/graphs/20200401/hpj/00m/040/010000g/6

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