2020年4月12日
海外では鼻からの操作が必要な脳外科手術、鼻科手術でウイルスが医療従事者に拡散したことを契機に、いち早く鼻からの操作が必要な手術が延期の対象となりました。それ以外の耳鼻咽喉科関連の手術も感染のリスクが高いことより、耳、鼻、のどの良性疾患に関しては延期することが原則となっています。延期が困難な悪性腫瘍、一部の良性腫瘍は治療前2週間の自宅待機と体調の変化を観察し、感染のリスクを極力減らした上で、治療を行う予定にしています。当院は感染症指定医療機関ではないため、治療が必要な患者さんを県内の指定医療機関から受け入れる必要があり、そのためにも病床を確保しておく必要があります。
手術予定であったにもかかわらず延期の要請があった患者さんにおかれましては、現在の状況をご理解いただきご協力くださいますようお願い申し上げます。